はじめに:トランプ・ショックで株価が乱高下!?…でも焦らなくて大丈夫
2025年春、「トランプ・ショック」という言葉がニュースやSNSで飛び交っていますね。
アメリカ株が急に下がったり上がったりして、びっくりした人も多いんじゃないでしょうか。

いつまでも下がり続けたらどうしよう…

これってもう売ったほうがいいのかも?
なんて。でも実は、こういうときこそ“焦らずコツコツ続けること”が、将来の資産づくりにはすごく大事なんです。
私も新型コロナの影響で、株価がずんずん下がったときは青ざめてました。
そこで今回は、よく聞く「SPY」「VOO」「IVV」というアメリカのETFについて、初心者向けにわかりやすく解説します。
SPY・VOO・IVVってそもそも何なの?
まず、「ETF(イーティーエフ)」という言葉、聞いたことありますか?
ETFとは、「上場している投資信託」のこと。
かんたんに言うと、「いろんな会社の株をまとめて買えるパック商品」です。
その中でも、SPY・VOO・IVVは「S&P500(エスアンドピーごひゃく)」というアメリカの有名な株価指数に連動して動くETFです。
S&P500には、Apple、Amazon、Google、マクドナルドなど、アメリカを代表する企業がズラリ。
このETFを1つ持っているだけで、アメリカの経済全体に投資しているイメージです。
さらに、いつも中で入れ替え戦を行っていて、いつも戦闘力の高い企業ばかりになっています。
だから、NISAで初めて投資を始めた人にとっては、安心感のある人気商品なんですね。
SPY・VOO・IVVの違いをカンタンに比べてみよう!
じゃあ、3つのETFって何が違うの?
パッと見、全部同じように思えますよね。私も最初そう思いました(笑)
実はそれぞれに少しずつ特徴があるんです。
ETF名 | 運用会社 | 手数料(経費率) | 株価の目安 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
SPY | ステートストリート | 約0.09% | 550ドル前後 | 歴史が長く、売買が活発 |
VOO | バンガード | 約0.03% | 500ドル前後 | 手数料が安い |
IVV | ブラックロック | 約0.03% | 550ドル前後 | 手数料が安い |
ざっくり言うと、
- VOOとIVVは、コスパ重視派におすすめ(手数料が安い)
- SPYは、売買が活発だから短期売買もしやすい
といった感じです。
ただし、どれを選んでも「S&P500」に連動しているので、大きな差はありません。
迷ったら「VOO」や「IVV」から始めてみるのが安心かも。
初心者はどれを選べばいい?
私の個人的なおすすめは、VOO。
理由はカンタンで、「手数料が安くて、いちばん買いやすい価格だから」です。
私は実際に、VOOを毎月コツコツ積み立てています。
特に相場が荒れている今のような時期は、「欲しいETFの価格が下がってる!ラッキー」くらいの気持ちで見ています。
もし「ETFって値段が高くて手が出しにくい…」と思っている方がいたら、1株単位での購入が可能なので、無理のない金額から始めてみてくださいね。
トランプショックでも大丈夫?長期投資の基本を思い出そう
「トランプショック」で一時的に株価が下がっても、それはよくあること。
アメリカ市場は何度も危機を乗り越えて、長期的にはしっかり成長してきました。
大事なのは、短期的な上下に一喜一憂せず、コツコツと積み立てていくこと。
下がったら安く買えて、上がったら資産が増える。
そんな風に「長い目で見る投資」を意識していきましょう。
まとめ:迷って止まるより、小さく始めよう!
- SPY・VOO・IVVは、どれもアメリカのS&P500に投資できるETF
- 違いは手数料や運用会社の違いだけで、大きくは変わらない
- 初心者さんはVOOかIVVでOK。少額からコツコツが大事
- 株価が下がると不安だけど、長期投資は「育てる投資」
NISAという素敵な制度(国の大盤振る舞い)を使って、自分の未来に安心を積み立てていきましょう!