「最近、リザーバータンクの冷却水(LLC)が減る…」
「補充してもすぐ空になる…」
そんな症状に悩んでいませんか?
私の78プラドでも同じ現象が起き、最終的にラジエーター交換に至りました。
この記事では、
・LLCが減る原因
・実際に行ったラジエーター交換の手順
・費用(DIYと業者比較)
を実体験ベースで詳しく解説します。
目次
不具合の原因
私の場合はラジエーター本体の経年劣化によるLLC(冷却水)漏れでした。
症状:こんな人は要注意
次の症状がある場合、ラジエーター交換の可能性が高いです。
- リザーバータンクのLLCがすぐ減る
- 甘い臭い(LLC臭)がする
- 駐車上に液体の後がある
- 水温が上がり気味
→ 1つでも当てはまれば要チェックです。
原因解説
LLCが減る主な原因は次の通りです。
- ラジエーター本体の劣化
- ホースのひび割れ
- ウォーターポンプの不具合
- キャップの劣化
今回のケースでは、ラジエーター本体からの微細な漏れが原因でした。
作業前に準備したもの
今回の作業で使用したものはこちらです。
- ラジエーター本体
- 冷却水(LLC)←赤
- ホースバンドプライヤー
- クーラントファンネル
- アッパーホース(トヨタ/16572-67020)×1
- ロアーホース(トヨタ/16571-67020)×1
- ホースクランプ(トヨタ/90466-41008)×4
- ATF
- ATFドレンボルト&パッキン(トヨタ/35178-30010)
▼今回使用したラジエーター
▼LLC(私の場合、そのまま使用できる薄まった状態のもので10Lあれば十分でした。)
▼ホースバンドプライヤー
▼クーラントファンネル
↓ 届いたラジエーター


↓ 届いたアッパーホースとロアーホース、ホースクリップ

作業手順
材料が揃ったので作業開始です。
①LLCを抜く
下部のアンダーカバーをボルト3本外して、取り外します。

ラジエーター下部のドレンからLLCを抜きます。

②上部(ボンネット側)のネジ類を外す
次にラジエーターに固定されている上部のネジ類を取り外します。

③ホース取り外し
アッパーホース・ロアーホースを外します。
固着している場合でも、ピックツールなどがあると簡単に外せます。
私の場合、ロアーホースはラジエーター側で固着していたため切断しました。
交換する予定のホースなので問題ありません。
④ATFホースを外す
ラジエーターにはATFも通っています。
そのため
- ATF入口ホース(下部。助手席側)
- ATF出口ホース(下部。運転席側)
を外します。
当然ながらATFが漏れてくるので、ホースを挟んで止めます。
私は手元にあった
- バイスプライヤー(ロックプライヤー)
- C型クランプ
で止めました。

⑤ファンシュラウドをずらす
↓ 上部からファンシュラウド(ファンカバー)を固定しているボルト2本を外します。

↓ ファンシュラウド(ファンカバー)をしっかりずらします。

⑥ラジエーターの固定ボルトを取り外す
フロントグリルを取り外し、ラジエーターを固定しているボルトをフロント側から外します。

⑦ラジエーター取り外し
ラジエーターを上から引き抜きます。結構重いです。
ATFホースのパイプが引っかかりがちですが、
ファンシュラウドをしっかりずらしていればスムーズに外れます。
↓ 取り外したラジエーター

新旧ラジエーター比較
↓ 新旧ラジエーターを並べてみました。

新しいラジエーターはかなり軽い印象です。
⑧新品取り付け
逆の手順で取り付けます。
新しいラジエーターをボンネット側から差し込む。
ここでもATFパイプが引っかかりやすいので注意しながらの作業です。
実は今回、少しトラブルがありました。
新しいラジエーターの両脇ガイドの精度がいまいちで、ネジ位置が合わない。
穴加工するのも面倒だったので、古いラジエーターのガイドを移植して再利用しました。
⑨各部組み付け
ラジエーターを取り付けたら
- ホース
- クランプ
- ネジ
- アンダーカバー
を元通り組み付けます。

⑩LLC補充・エア抜き
LLCを入れて、エア抜きを行います。
しばらくアイドリングし、エア抜きをしている際、
アッパーホースを何度か手でつまむ
とエアがボコボコと早く抜けます。

クーラントファンネルがあると便利
これまでLLC交換する際は、
2Lペットボトルの底を切って自作したファンネルを使っていましたが、今回は市販のクーラントファンネルを使ってみました。
気を使うことも少なく楽です。
ただ、ペットボトルを使っても十分に作業できます。そのやり方は簡単で
- ペットボトルの底を切る
- 口にビニールテープを巻く
- ラジエーター口に差す
これでも問題なく作業できます。クーラントファンネルにこだわる必要はありません。
78プラドのラジエーター交換は意外と簡単
今回作業してみて思いましたが、
78プラドのラジエーター交換は比較的簡単
な部類だと思います。
DIY整備が好きな方なら、
十分自分で作業できる内容でした。
ATF交換は春にやる予定
今回ATF交換も予定していたため
20L購入していました。
ただ、今は寒いので…
春になってからゆっくり作業する予定です。
以前ATF交換した際にATFストレーナーは交換済みなので、今回はATF交換のみにしようと考えています。
費用
今回の費用は次のとおりです。
- ラジエーター:約20,000円
- LLC:約2,000~5,000円
- ホース2本&ホースクリップ4個:約6,000円
- 工具:約3,000~4,000円
▼業者に依頼した場合
- 工賃:約20,000~50,000円
→ DIYなら数万円節約できます。そして、楽しい。
DIYと業者どっちがいい?
▼DIYがおすすめな人
・工具がある
・車いじりが好き
▼業者がおすすめな人
・時間がない
・不安がある
難易度は「中程度」です。
DIYする場合の注意点
・やけど防止のため冷間時に作業
・エア抜きをしっかり行う
・廃液は適切に処理
まとめ
78プラドのLLC減少は、ラジエーター劣化が原因の可能性が高いです。
早めの対処でオーバーヒートによる大ダメージを防げます。
DIYでも交換可能なので、ぜひチャレンジしてみてください。