仕事を終えて帰宅したあと、そのままりんご園へ向かいました。
今日は、元肥(もとごえ)を撒く作業です。
本来であれば、もっと余裕をもって行いたいところですが、明日は雨予報。
肥料は地中に染み込んでこそ意味があるので、このタイミングは逃せません。
少し無理をしてでも、今日やると決めました。
豪雪の爪あとと、慎重な判断
今年の冬は本当に厳しく、園地には豪雪の影響がしっかり残っています。
昨冬に引き続き、2年連続の豪雪。
枝が折れてしまった樹、胴木から折れてしまった樹もあり、例年通りの管理ができる状況ではありません。
そのため、今回の元肥は「控えめ」にしました。
枝が伸びている範囲と、根が伸びている範囲は空中と地中の違いこそあれ、同じです。
枝が少なくなったときに、肥料を多く与えると、枝が暴れてしまいます。
量は抑えながらも、一本一本丁寧に回る。
木の状態を見ながら、無理をさせない。
こういう判断も、農業の難しさであり面白さだと感じます。
地味だけど、体にくる作業
肥料撒きは、やってみると分かりますが、なかなかの重労働です。
一袋20kgの重さ、歩き回る距離、そして繰り返しの動作。
派手さはありませんが、じわじわと体に効いてきます。
仕事終わりの体には、正直こたえました。
それでも、「明日の雨でしっかり効いてくれれば」という思いで、最後までやり切りました。
すでに始まっている、今年の収穫
こうした地道な作業の積み重ねが、秋の実りにつながります。
まだ春になったばかりですが、頭の中にはすでに収穫の景色があります。
大変なことも多いですが、だからこそ楽しみも大きい。
今年はどんなりんごができるのか。
今からすでに、出来秋(できあき)が待ち遠しいです。