家庭菜園でも人気のミニトマトですが、オオタバコガやアブラムシなど、虫被害も起きやすい作物です。
私も、育てたミニトマトに穴が空き、虫が入り込んでいるのを見て衝撃を受けました…。
植え付け時にマグァンプDを使ったことで、植え付け初期はほとんど虫がつかず、後半の被害は殺虫剤と木酢液スプレーで最小限に抑えることができました。
この記事では、ミニトマト栽培で実際に効果があった害虫対策を、紹介します。
この記事を読めば、
- ミニトマトを虫から守る具体策
- 実際に使った資材
- 次回栽培に生かせるコツ
がわかります!
ぜひ、愛着のある家庭菜園のミニトマトを守る、参考にしてください。
家庭菜園のBGMにどうぞ!
目次
ミニトマト栽培と虫被害のリアル
ミニトマトは、放っておくとすぐ虫に食われる!
これを実感しています。考えてみるとみずみずしい実や葉は、害虫にとっても格好のエサですよね。
何気にミニトマトの株を見ていると、枝にアブラムシやアオムシがいました。
その周辺を見ていると、虫が這った跡のある葉、小さな穴が空いた実を複数発見。
栽培していた激辛ハバネロの実にも侵入していたのには驚愕しました。
「虫対策なし」でミニトマト栽培は難しい。コワいです。
マグァンプDで初期成長期を守る
植え付け時、マグァンプDを使ったことで、初期の虫被害はゼロでした。
初めてミニトマト栽培をやった際、このマグァンプDの効果だったことに気づかず、「ミニトマトには虫がつかない」と勘違いしていた程です。
株植えの後半、マグァンプDを切らし、手元にある肥料だけを与えた株にはもれなく虫たちがやってきました。
植え付け時のマグァンプD、必須アイテムです。おすすめです。
ファイブスター顆粒水和剤とアーデント水和剤で防除
植え付けから二ヶ月、ミニトマトはぐんぐん伸びますが、マグァンプDの効果が切れたのか、気づくと茎や葉に虫がいました…。
初めて実に穴が空いているのを見つけたときは、「これは何でしょう?もしや、オオタバコガ…」と状況を理解するまでに時間がかかりました。
そこで、農薬・殺虫剤の出番です。
りんご農家の父の経験と在庫を踏まえ、ファイブスター顆粒水和剤と、アーデント水和剤を使ってみました。
どちらも効果がすぐに現れ、虫被害が激減しました。
木酢液の効果と意外な働き
試しに殺虫剤を使わない株に、木酢液だけを使ってみました。
1000倍に薄めた木酢を週1回散布。
すると、散布後は葉の色つやが良くなり、株全体にハリが出うように。
直接的な殺虫効果は感じませんでしたが、明らかに実や葉に出る被害が減少しました。
木酢液は「駆除」ではなく、「元気な植物づくりによる間接的な虫予防」アイテム”として効果ありです。
実際にやってみて感じたこと
- マグァンプDはかんたん施行で、効果バツグン
- ファイブスター顆粒水和剤は効果が高いので常備(ただし、販売用ミニトマトへの使用は認められていません)
- アーデント水和剤は即効性があり、効果が持続する期間も長い
- 木酢液は1000倍希釈液の全体散布で、株全体が元気に
まとめ|早めの準備で虫に負けない家庭菜園を!
- スタートダッシュで施肥&防虫対策で健全育成
- 朝の見回りで早期発見
- 必要なら農薬散布で害虫対策
- 1000倍木酢液スプレーで虫が寄り付きにくい環境づくり
- ミニトマト栽培は、虫対策が成功のカギ!
- できる対策をして、家庭菜園ライフを楽しみましょう!