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りんご農家がAIを使い始めて変わったこと【Claude・ChatGPT・Suno・Claude Code】

AI・IT活用 農ライフ 作業効率化
2026年5月 読了目安 約7分

「農家にAIは関係ない」と思っていたのは少し前の話です。ブログ執筆・農作業の記録・確定申告・調べもの・音楽生成まで、今では日常のあちこちでAIを使っています。りんご農家が実際に使っているツールと場面を、具体的にまとめます。

使っているAIツールは4つ

メインで使っているのはClaude・ChatGPT・Suno・Claude Codeの4つです。それぞれ得意なことが違うので、場面によって使い分けています。

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Claude(Anthropic)

文章の作成・推敲・調べものがメイン。長い文脈を保ちながら丁寧に答えてくれるので、ブログ記事の執筆に最もよく使います。

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ChatGPT(OpenAI)

調べものや確認作業に加え、高精度な画像生成にも対応。税務・農業関連の疑問を気軽に投げかける用途でも使っています。

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Suno

テキストから楽曲を自動生成するAI。農作業中のBGMや、ブログ・SNS用のオリジナル音楽を作るのに使っています。

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Claude Code

コマンドラインで動くAIコーディングツール。Claudeの有料プラン範囲内で利用でき、ブログの記事生成からWordPress投稿まで半自動化するために活用しています。

場面別:何にどのAIを使っているか

① ブログ記事の作成

最も使用頻度が高い場面です。農業の体験談や害虫駆除の方法など、頭の中にある情報を整理して記事にまとめる作業にClaudeを使っています。

具体的な流れとしては、自分の経験や伝えたいことを箇条書きでClaudeに渡し、構成案を出してもらったあと、内容を肉付けして記事に仕上げます。Claude Codeを使えば、記事の生成からWordPressへの投稿までをまとめて自動化できます。

💡 AIで記事を書くときに大切なこと

AIはあくまで「構成と文章化」の補助です。実体験・現場の感覚・失敗談はAIには書けません。「自分が経験したこと」を入力として与えることで、一次情報を持つ記事が完成します。

② 農作業の記録・計画

農作業は季節ごとにやることが決まっています。剪定・防除・摘果・収穫と、毎年同じサイクルで作業が繰り返されます。このスケジュール管理や作業記録の整理にAIが役立ちます。

例えば「今年のりんごの防除スケジュールを立てたい」とClaudeに相談すると、病害虫の発生時期や農薬散布のタイミングを踏まえた計画案を出してくれます。最終的な判断は自分でしますが、抜け漏れの確認に使えます。

③ 確定申告・税務の疑問解消

農家の確定申告は、農業所得・青色申告・経費計上など、慣れないうちは疑問が多く出ます。税理士に頼むほどでもない細かい疑問を、ChatGPTやClaudeに投げかけることで素早く整理できます。

⚠️ AIの回答はあくまで参考として使う

税務・法律関連の正確な判断は税理士や税務署に確認してください。AIの回答は情報整理や疑問の入口として活用し、最終判断は必ず専門家や公式情報をもとにしてください。私の場合は、ほとんどが国税庁サイトの「タックスアンサー」で解決します。

④ 調べもの・情報収集

農薬の使い方・機械のトラブル対応・補助金制度など、農業に関わる調べものは多岐にわたります。検索エンジンでは欲しい情報にたどり着くまでに時間がかかることもありますが、AIに状況を説明すると整理された形で答えが返ってきます。

特に「〇〇という状況でどう対応すればいいか」という実務的な質問への回答精度は、ここ1〜2年で大幅に上がっています。

⑤ 音楽・画像生成

Sunoはテキストで指示するだけでオリジナルの楽曲を生成してくれるAIサービスです。「朝のりんご農園をイメージした静かな曲」といった指示で、それらしい雰囲気の音楽が数秒で完成します。農作業中のBGMや、SNSコンテンツのオリジナル音源として活用しています。

画像生成はChatGPTのGPT Images2.0を使っています。2026年4月21日のアップデートで精度が大幅に向上し、ブログのアイキャッチ画像やSNS用の素材作成に使えるレベルになりました。

実際のコストはどれくらいか

気になるのが料金です。無料プランでも十分使えるツールが多いですが、ヘビーユーザーになると有料プランが現実的になります。

ツールプラン月額目安主な用途
Claude有料(Pro)約3,000円ブログ・記録・調べもの
ChatGPT有料(Plus)約3,000円*画像生成・税務疑問・情報収集
Suno有料約1,200円〜BGM・SNSコンテンツ
Claude CodeClaude Pro内追加料金なしブログ半自動化
💡 ChatGPTをお得に契約する方法

*ChatGPTの有料プランはGoogle Play(Androidアプリ)経由で契約すると、通常の月額より少し安くなる場合があります。Androidユーザーの方はアプリ内課金での申し込みを一度確認してみてください。

ChatGPTは一度解約していましたが、画像生成機能(GPT-image-1)が大幅にアップデートされ精度が格段に上がったのを見て、有料プランに切り替えました。新機能の進化を見て「これは使わないと取り残される」と感じて戻ってきた形です。

農家がAIを使うことへの正直な感想

導入前は「ITに詳しくないと使えないのでは」という不安がありました。実際に使い始めると、日本語で話しかけるだけで動くツールがほとんどで、特別な知識は必要ありませんでした。

農業の現場で即座に役立つというよりは、農業に関わる「周辺業務」での効果が大きいです。記録・申告・調べもの・発信といった、農作業以外の時間を短縮できています。

AI技術の進化は本当に速く、1年前に「できなかったこと」が今は当たり前にできるようになっています。農家だからこそ、この変化に乗り遅れないようにしたいと感じています。

なぜ複数の有料プランを使い続けるのか

Claude・ChatGPT・Sunoと、複数の有料プランを同時に使っていると「そんなにお金をかけて」と思われることもあります。理由は単純で、使わずに取り残されたくないからです。

AIの進化は本当に速く、半年前に「できなかったこと」が今は当たり前にできるようになりました。ChatGPTの画像生成がまさにその例で、一度解約した後に大幅な進化があり、復帰することにしました。ツールを実際に使い続けることでしか、その変化には気づけません。

農業の世界でも、新しい農薬や機械を試さずに昔のやり方だけを続けていると、効率や品質で差がついていきます。AIも同じだと思っています。使いながら自分に合った使い方を見つけていくのが、今のAI時代の正直なスタンスです。

📋 この記事のまとめ
  • 使っているAIは Claude・ChatGPT・Suno・Claude Code の4つ
  • ブログ執筆・農作業記録・税務疑問・調べもの・画像や音楽生成に活用
  • 農作業そのものより「周辺業務」の効率化に効果が大きい
  • 日本語で話しかけるだけで使えるので、IT知識は不要
  • ChatGPTはGoogle Play経由での契約がお得な場合あり
  • 複数プランを使う理由は「取り残されたくない」という考えから
  • AIの進化は速い。使い続けることでしか変化には気づけない

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